1995-03-10 第132回国会 参議院 科学技術特別委員会 第3号
その真摯な研究者としての態度には胸を打たれましたけれども、しかし、ひとり研究者の責任ではないというふうに思いました。 大学の研究施設、大変貧弱だと思いました。
その真摯な研究者としての態度には胸を打たれましたけれども、しかし、ひとり研究者の責任ではないというふうに思いました。 大学の研究施設、大変貧弱だと思いました。
言うまでもなく、研究の成果はひとり研究者のものであってもならないし、一国のものであってもならない。だから、人類全体の成果としてひとしく利用され生かされるべきだと考えております。同じように、これから科学技術活動を支える研究基盤である設備や施設についても同じことが言えると思います。一研究機関や一国のものであってはならない、あくまで人類全体の財産として活用されるべきだと考えるわけであります。
ただこれには申すまでもなく二つの問題がございまして、療術行為そのものの科学的な効果というものが明確にされますると同時に、その療術行為をいたしますために、どの程度の資格の者がやつたらよいかという、第二段の問題を検討してかからなければならないわけでございまして私どもとしては調査研究を委託いたします際には、この両面をそれぞれ研究、回答してもらうようにいたしておりますが、あとの方の問題は、ひとり研究者の意見